今日は家族のサバンナモニターにいつも作っている流動食の作り方をご紹介します。
爬虫類(トカゲ)の写真が出てくるので、苦手な方はここで読むのお控えください🦎
サバモ二の飼育は、診てくれる病院も少ないし飼育方法も確立されていなくて難しいですよね。
私もネットで血眼になって情報を探していた時期もあるので、同じくサバモ二と暮らしている方の参考になれば嬉しいです。
流動食に必要なもの
流動食に必要なものは以下の6点になります。
- トカゲ用のフード
- お皿
- Ca剤
- シリンジ
- スプーン(我が家は薬さじ)
- 少量のお湯

トカゲ用のフードなど、爬虫類専用のものは楽天市場のcharmさんで購入しています。
シリンジは犬・猫用のものを使用しています。
シリンジは初めて購入する場合、店舗で大きさをみて購入することをおすすめします。
トカゲちゃんの口の大きさ、人が扱いやすい大きさか確認すると失敗しにくいと思います。
流動食の作り方
①フードを小皿に適量入れ、少量のお湯でふやかす。

②ふやかしたフードにカルシウムを加え、形が残らないようにスプーンでペースト状にする。

くる病対策に多めに入れています。

ここで塊が残るとシリンジに詰まるので念入りにつぶします。
③お湯を足し、シリンジで吸える粘度に調節する。

お湯は少量ずつ足して、しゃばしゃばになりすぎないよう注意!
基本の作り方に、たまにビタミン剤などを混ぜたりフードを切り替えたりして栄養を補っています。
あげる時のコツ
流動食のあげ方は、正直慣れでしかないです。
個体差があるので私が特に気を付けている点を書いておきます。
- シリンジはトカゲに合っているか
- 量は適切か(多すぎないか)
- 飲みやすい姿勢であるか
今でも上手く流動食が食べられないときは上記3点を見直しています。
まずシリンジで飲むのが難しいときはスポイトで、水を飲むところから練習していました。
また、1度に流し込む量が多いと上手く飲み込めないこともあります。
ここも1度に飲み込める量を少しずつ把握できるように回数を重ねるしかないですね。
あとは、飲み込みやすい姿勢を取らせてあげるとうちの子は上手く飲める頻度が増えました▽

(指が一部ないのは、ペットショップ時代にほかの子と格闘したせいです🤦♂️)
これは上手く飲み込めないときに、元気な時のごはんを食べる様子の動画を見ていた時に頭を上げていたのを再現しています。
今元気な子でも、もしもの時のために食べている様子や好きなフードを記録しておくことがおススメです。
体調を崩して、流動食になったときに役立つことがあります。
今も試行錯誤の毎日です
我が家のサバモ二ちゃんは、お迎えしたときから動きがおかしくご飯を食べるのも下手でした。(きっとその時点から神経障害がありました)
舌が上手く動かせなくなりここ1年ほどは流動食で命を繋いでいます。
体重を毎日計測し、排泄物も記録して流動食の内容や量を調整しながら…なんとか無事に生きてくれています。
知識がなくて今の流動食に行きつくまで、他の爬虫類ユーザーの発信を見ては失敗を繰り返して今に至ります。
少しでも多くの子が救われますように!
また何かいい方法があればブログでシェアしたいと思います。