「めまい」について悩みはありませんんか?
貧血気味で少しふら~とする。
そんな経験がある方は多いと思います。
この記事は少し違う、目がぐるぐる回るような回転性めまい発作に関するものになります。
私が約10年悩まされ続けている良性発作性頭位めまい症について今書けるだけの記録です。
この発作は周りに理解されにくく、とても辛く苦しいものです。
同じく悩む方のためになれば幸いです。
発症したのは中学3年生
発症したのは中学3年生14歳の時、塾の夏期講習初日の午後のことでした。
衝撃的すぎて忘れられません。
夏期講習を終えて自習していたときに頭痛が辛く帰宅したとき、玄関で視界が回り始めました。
歩くこともままならずその場で気を失いました。
幸い、その時は数時間後に目が覚めるとひどい目眩は治まっていましたが怖い経験でした。
「自分はもう無理かも。」なんて本気で思ったものです。
きっと受験のストレスで疲れていたんだ。
そう自分に言い聞かせていましたが、このめまい発作を何度も繰り返していきます。
めまい発作の症状
10年間で何度も目眩発作を繰り返し、発作を起こす条件や経過が分かってきました。
[発作の前兆・きっかけ]
- 頭を激しく揺さぶる動きをする。(布団にダイブなど)
- 長時間同じ姿勢で横になっている。
- 疲れが溜まっているときに後頭部が痛み出す。
前兆が分かるようになってからは、発作が起きそうだから安静にしよう。
または発作に備えようといきなり倒れることは少なくなりました。
それでも、最近だとずっと楽しみにしていたレプタイルショーではしゃぎすぎて疲れや頭痛に気がつかず発作を起こし辛い思いをしました😣
発作を起こしにくくするには無理をしないこと。
当たり前かもしれませんが大事です!
[症状の経過]
- 1-2日:激しい回転性のめまい、嘔吐、水分もなかなか摂れない、ほぼ寝るだけ
- 3-4日:少し身体を起こせるようになりリハビリ開始、頭を動かすと激しい目眩に襲われる
- 5-8日:めまいの頻度は減る、後頭部の重い感じが辛く氷枕などで対処
多くの場合はこんな感じで症状が変化していきます。
1回発作を起こすと10日近く日常生活が送れなくなるので家族も大変😥
発作がいつ出るか分からないから専業主婦(それ以外の理由もあるけれども)、発作が起きれば家事もできず看病と家事は家族にしてもらう。
これがかなり気持ちとしてしんどいです🙄
救われた本
私はある本を参考にリハビリを行っています▼
リハビリの方法がイラストで分かりやすく載っています。
めまいの原因や、予防方法なども。
発作を起こした後はこれを片手にリハビリに励んでいます。
いつでも吐ける準備を
発作を起こすと目眩で気持ちが悪くなり吐きます。
マーライオンのように吐きます🤦♀️
だから、発作に備えて枕元などに準備をしておくと安心です。
私が常に準備しているのは容器、ペットシート、ビニール袋の3つです。
発作を起こしたら容器にペットシートをセットして我慢せずに吐きます。
ペットシートを変えるだけで処理できるし、布団を汚さなくて済むので本当におすすめです。
発作を起こしたときは家族に以下のものを運んできて貰います▼
- 水(口をすすげるように)
- 頭の位置を高くできるようにクッション
- 頭痛を和らげるために氷枕・冷えピタ
発作を繰り返すうちに自分が手元に欲しいものが分かってくるので、家族に伝えておくといいです。
特に1-2日目は話すのも辛いほどなので😑
発作を起こしやすい理由?
私はどんなにリハビリを頑張って、生活を改善しても発作は数ヶ月に1度は起きます🤔
個人的に思っていることなのですが体質でしかない!と感じています。
この発作は三半規管に耳石が入り込むことで起きます。
それを知ったときに「体質なのかな~?」と思いました。
なぜなら幼い頃から酔いやすい体質だったからです。
- 車、電車、船は10分以上乗っていると嘔吐する。
- 人混みでも酔って嘔吐する。
- 棚の高いお店などは酔うので入り口までしか行けない。(カルディやGUの棚が酔いやすいです😥好きなのに。)
普通の子より酔いやすい体質でした。
周りにも「三半規管が弱い」と言われていたので、めまいの理由を知ると少し納得のいくものがありました。
自分で「体質だから発作はしょうがない。」と思うようにすると、なんだか気持ちが楽です。
もし私と同じで昔から酔いやすく、発作持ちの方は是非教えて欲しいです😶
1人じゃない
私が書ける情報はここまでです。
長時間、パソコンと格闘していると疲れて発作を起こしやすくなるので😋
私はこの発作を発症してから約5年は1人で悩み続けていました。
医者に相談しても「貧血かな?」で終わってしまう。
(なかなか診断は難しいから仕方がない。)
周りに話しても理解されにくい。
しっかり理解して寄り添ってくれるのは夫だけ。
発作について少し話したのは実両親だけです。
もしこの記事を読んで、発作に悩み辛いのは自分だけではないと知るきっかけになって頂けたら嬉しいです。