いろんなことがあったけれど、義父とは週1くらいで会って食事をして・・・
主人とも二人きりの生活を楽しむことができていました。
ノンアポ訪問や、急な連絡が来ないだけで気持ちが楽でした。
これkらずっと、穏やかに過ごしていくんだな・・・
そう思った矢先、
プルルル・・・・プルルル・・・・(電話)

はい、もしもし?

あ、ゆきこちゃん?
すぐに△△病院に来て!
義父が!!!
もうここから、病院に行くまでの記憶がほとんどありません。
本当に取り乱してしまって、病院で主人と泣いていました。
義父は職場で倒れて緊急手術に。
病名は伏せますが、なんとか一命を取り留めました。
でも、身体に後遺症が残り介護が必要になると説明を受けました。
どうして・・・どうして・・・・
これから義父と色んな所へ出かけたかったのに。
入院中の説明を聞いていたとき、メモを取りながらも頭は混乱していました。
入院中に家族がすること
★おむつの補充
★入院着や肌着、タオル類の洗濯
考えておいて欲しいこと
★退院後の介護をどうするか?
本当はもっと沢山説明を受けたのに、これくらいしか覚えていないです。
フルタイムで働いているけど、できるだけ毎日顔を出したい・・・どうしよう。
そう考えていたとき、

○○家に嫁いだからゆきこがしてね。
もうこの一言で、自分の中で何かが壊れしまいました。

○○家に嫁いだのはお義母さんもですよね?
いい加減にしてください!
お義父さんはいつも真面目に家族を守ってきてくれたのに、倒れたら嫁任せですか?
こういう時くらい頑張れませんか?
お義父さんのためなら私は頑張ります。
でもそれは、お義母さんに任せられる義理はありません!!!

ゆきこちゃん・・・落ち着いてっ!!
(義母)!!!!
あなたの亭主なのよ?
少しは力になろうと思わないの?

ゆきこの言うとおりだよ・・・。
今くらい父親に優しくしてくれよ。
義父がいないと誰も味方をしてくれない・・・。
義母はこの後すねて帰りました。
親族に絶縁された義母を見捨てずに、一緒に暮らすことを選んだ義父が不憫で。
皆に慕われていた義父は、私達や親族がみていくことになりました。
ただ、皆にも家庭があり平日まで仕事を休んで来るのは無理だと思いました。

取り乱してしまってごめんなさい。
義父のことについて、協力して頂けるのは本当に心強いです。
でも、今後の介護のことを考えると限界があると思います。
実は、妊活のために退職する予定でした。
なので、義父のお世話に関しては私を中心に動いてもいいですか?
妊活のための退職でしたが、義父を放っておいて専念することなんてできませんでした。
私の突然の決断に、主人も親族もびっくりしていました。
でも、私が義父にすごく懐いていたこともあり

無理しないで!
土日は皆で交代で病院に来る!
でもそんなに義父を大切にしてくれてありがとう。
何でも相談してね。
義父のために皆頑張る日々の始まりです。
義母が次に病院に来ることはありませんでした。